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2006年03月15日

スペイン・アンダルシア旅行記 サン・フェルナンド

Posted by イガ at 13:20

3月15日(水) ヘレス(Jerez) (晴れ) サン・フェルナンド(San Fernando) (曇り)

03:30 目覚め。しつこくしつこく時差ボケ。

05:30 目覚め。しつこくしつこくしつこく時差ボケ。

06:20 起床。ミラグロサのパンとカルフールのヨーグルトで朝食。ストレッチ。

08:05 宿の若旦那にタクシーを呼んでもらう。今日はサン・フェルナンドへ行く日だ。何をしに行くかと言えば、カマロン・デ・ラ・イスラ(Camarón de la Isla)の生まれ故郷へお墓参りです。

08:15 国鉄ヘレス・デ・ラ・フロンテラ(Jerez de la Frontera)駅に到着。タクシー代3.00ユーロ。窓口でサン・フェルナンドの往復チケットを購入、2.70ユーロ。

08:27 列車が到着。

08:45 出発。駅に来るまで知らなかったけど、ヘレスとカディスを往復するローカル列車があったのでこれに乗っかりました。

09:22 国鉄サン・フェルナンド駅に到着。駅の外にいたお父さんにインフォメーションの場所を聞くと、セントロにあってだいたい2kmくらいとのことだったので、目の前に停まっていたタクシーへ。
サン・フェルナンドー、サン・フェルナンドー、でございまーす。



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09:35 インフォメーションへ到着。タクシー代2.00ユーロ。ここで確認するのは以下の事柄です。

1.カマロンの生家
2.カマロンの兄の鍛冶屋
3.タベルナ・ラ・サクリスティア(Taberna La Sacristia)
4.レストラン・ラ・ベンタ・デ・バルガス(La Venta de Vargas)
5.カマロンの像
6.カマロンのお墓

このインフォメーションでカマロンのことを訊ねると至れり尽くせりです。まず単なる街の地図で説明してもらえますが、この地図には既にカマロン・ポイントが記されています。そしてサン・フェルナンドの20ページくらいのオール・カラーの立派な冊子を出してくれます。さらにこれまた立派なカマロンのパンフレットもくれます。最後にペーニャ・カマロン(Peña Camarón)が次回いつ開催されるかまで教えてくれます。ボクが訪れたときは16日(翌日)の22:30ということで都合がつかなかったのですが。

09:55 徒歩でカマロンの像へ到着。インフォメーションはサン・フェルナンドの目抜き通りのレアル通り(Calle Real)にあり、この像も同じ通りを東に行ったファン・バルガス広場(Plaza Juan Vargas)にある。この像は1993年にサン・フェルナンド市がカマロンを称えて建てた像で、見上げる子供は幼少時代の彼自身らしい。前から来たかった場所の一つだ。そして広場に面してレストラン・ラ・ベンタ・デ・バルガスがある。インフォメーションでもらったパンフレットには「8才の時からこの店でマノロ・カラコル(Manolo Caracol)やニーニャ・デ・ロス・ペイネス(Niña de los Peines)を聞き、12才の時にフラメンコ・コンクールで賞を取るとしばしばこの店に出演し始めた」みたいなことが書かれている。店の前には「カマロンのルーツ」という碑がある。
カマロン像
カマロン像(アップ)
ラ・ベンタ・デ・バルガス

10:30 カマロンの兄の鍛冶屋へ。カマロンの像の西側、レアル通りの裏路地にある。場所は分りづらく、近所の人に聞きまくらないと辿り着かなかった。扉の上にカマロンの顔のレリーフ、横にはタイル画と「カマロンのルーツ」の碑が。タイル画は「僕のファンダンゴ(Fandangos)」となっていて彼の詩が書かれている。

『僕はイスラで生まれた
鍛冶屋のピエ(わかりませんでした)で育った
母の名はフアナで
父はルイスだ
ヒターノの鉤釘(かぎくぎ)は何を創ったのだろうか』
カマロンの兄の鍛冶屋
壁のタイル画
カマロンのレリーフ
「カマロンのルーツ」の碑

10:45 バル・サクリスティア。ここはちょうど鍛冶屋からレアル通りに向かったところにある。毎年セマナ・サンタ(Semana Santa)の時にイエス・キリストを見るためにカマロンが立ち寄ったバルだそうだ。裏がマジョール教会になっている。まーしかし。彼を連想させるものは何一つない普通のバルなんだけど、まいっか。ビールで休憩1.10ユーロ。
バル・サクリスティア

11:30 バルを出てカマロンのお墓へ。しかしサン・フェルナンドのカマロン関連ポイントはまわり辛い。インフォメーションからカマロン像と鍛冶屋は東方向に徒歩で行けるが、お墓は北西の端、ペーニャは西の端、カマロンの生家は南西の端なのだ。以降はレアル通りからタクシーでまわることにする。
あのカジェ・レアル!(目抜き通りのレアル通り)

11:40 市営墓地へ到着。ここにも表に「カマロンのルーツ」の碑が建っている。彼の墓は敷地の奥まったところにあった。中央に椅子に腰掛けた彼の像が配された大きな墓だ。綺麗に手入れされていて花束が添えられている。黙とう。思いもひとしおだ。

ボクが彼を意識し出したころ彼はもうこの中にいたのだ。2006年3月15日現在、もし彼が生きていればまだたったの56歳だ。彼と同世代の唄い手は皆まだ現役だし、昨日市場で会ったマヌエル・モネオ(Manuel Moneo)だってカマロンと同い年の1950年生まれだ。もしまだ生きていてこのサン・フェルナンドに住んでいたら今日どこかで会えたかもしれないのに、なんてね。
カマロンが眠る市営墓地
カマロンのお墓
カマロンのお墓(アップ)

11:50 待たせていたタクシーでペーニャ・カマロンへ。大きな建物で屋根には大々的に「ペーニャ・カマロン・デ・ラ・イスラ」の看板が掲げられている。入り口の手前の植え込みに巨大な石の像が、横には表札、歩道には「カマロンのルーツ」の碑が建っている。
ペーニャ・カマロン・デ・ラ・イスラ
ペーニャ・カマロン・デ・ラ・イスラの屋根の看板
カマロンの石像
ペーニャの表札

12:00 最後に訪れたのがカマロンの生家。観光客はまず訪れないであろう、うらびれた路地裏の宅地にある。もし徒歩で来たならば探し当てるのに相当苦労したであろう。タクシーで来たが、同じ通りにあるはずの彼の家を探し当てるのに3人に聞かねばならなかった。入り口の横に「カマロンのルーツ」の碑があるから辛うじてわかった。彼が裕福でなかったことがわかる。
カマロンの生家
寂れた路地裏にあります

12:15 国鉄サン・フェルナンド駅へ。タクシー代10.00ユーロ。帰りの列車が遅れているらしい。理由はわからない。若い女性が車掌にくってかかっている。彼女は相当お怒りの様子で降りてどこかへ消えていった。

13:00 ようやく国鉄サン・フェルナンド駅を発車。ちゃんと30分で着くといいな。

14:15 やっと国鉄ヘレス・デ・ラ・フロンテラ駅に到着。もちろん30分で着くわけもなく、お腹減ったよ。遅れてた理由はわかりませんでした。

14:30 タクシーで宿へ。2.90ユーロ。

14:45 バル・ラ・ベガへ。ビール、スペイン煮込み(Cocido español)、ヘレで12ユーロ。今日はテーブル席でメニューをもらってのんびり食事。パンもおかわりした。テーブルで食べると前菜が出てくる。スペイン煮込みは美味いけどタパでないから高くつくね。

15:30 カルフールへ朝食の買出し。パック入りあんドーナツ、カップ・ヨーグルト、フルーツ・ジュースで3.26ユーロ。

16:00 シエスタ。

19:00 起床。おかしいな。目覚しは18:00にかけたんだけど起きたら19:00になっていた。二度寝したのかな?

20:30 アルコス通り(Calle Arcos)をセントロと反対へ歩いてレストラン・バル・パコへ入る。ビール、バカラオ・コン・トマテ(Bacalao con Tomate)、魚卵のマリネで5.75ユーロ。今日初めてきたけど静かでいい感じ。のんびりテレビを見ながら食べられる。また来ようっと。

21:10 宿へ。

21:20 シャワーを浴びたあと洗濯。

23:00 就寝。

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