手作り靴1 一枚甲 その7
Posted by イガ at 16:41ラスト・スパートー!
接着力を増すためにソール接着面の革をグラインダーとサンド・ペーパーで削って毛羽立たせる。
くぼみにペースト状のコルク材を詰める。
そしてソールを貼り付けて圧着機という機械でぎゅー、っと上下から圧を掛ける。インソールを入れて完成でーす。
生まれて初めて作ったので、技術的にはまだまだ。でも細部の仕様は自分で決めたものなので、デザイン的な観点から言えばかわいらしくできて満足かな。
インソールにはスペイン語で手書きネームを入れた。別に日本語でも英語でも良かったんだけど、靴を作るという行為も自分の中ではスペインとフラメンコに繋がっているからね。手書きにしたのも手作りならではなので。
ちなみに手前ミソながら"SUAVE"という名前を付けた。一枚甲という靴のシンプルな外見に合わせて、全体的に優しい色合いと、コバの張らない控えめなソールに仕立てたので。SUAVEは「滑らかな」とか「柔らかな」という形容詞ですね。
肝心な履いてみた感想だけど、甲部の支持感は今までにないものだ。足を包み込むような少し締め付けるような感触。これは店売りの既成靴では体験できない「グッド・フィッティング」に近づいていることを意味している。
「近づいている」という表現なのは、今回使った靴木型が出来合いの木型であり、自分の足から起こした木型ではないからだ。ボクの足は若干細長いので内側の土踏まず部分に多少の遊びができてしまう。より完璧を目指すためには自身の足の木型が必要であることも実感できる。
履いて実際に歩い場合の評価はまた別になるのだけれど、フィッティングの何たるかをほんの少し垣間見た気がするよーん。























