手作り靴4 サイド・ゴア・ブーツ その8
Posted by イガ at 18:10余分な革は切り落としてソールを貼り付けます。
ヒールを付けて、コバの仕上げが終われば完成です。
まず履いてみて感じたのは、静止状態でのフィティングはOKでも、歩くとかかとが少し浮いてしまうことだ。くるぶし付近に余裕があるので少しかかとの付きが甘くなるようだ。
そもそもこのサイド・ゴアってやつは、フィッテングの確かさよりも脱ぎ履きの容易さを優先されて作られた靴であろう。履き口の内外に付けられたゴア(ゴム)の伸縮によって、筒状に作られた足首部分でも足入れを可能にしつつ、履き終わったら広がりが元に戻る仕組みである。そしてさらに作る際にも木型の甲の部分に乗せ甲して、足入れ時の隙間を確保する。(これはブーツ全般で行う)
そんな構造の靴でしっかりフィッテングさせるって難しいんじゃないかな、というのが正直なところか。やはりグッド・フィッティングは紐靴が良いですね。
ところでサイド・ゴアの発祥って本当にイギリスなんでしょうか?チェルシー・ブーツって呼ばれてビートルズが流行らせたからイギリスの靴と思っていたけれど、コンセプトと構造がイギリス人気質に合ってない気がしませんかね?インターネットで少し調べたけど判りませんでしたが。
また、この靴は軽くてとても屈曲性が良いです。屈曲性が良いのはステッチ・ダウン製法であるのと、ゴム製の底材を使用したためでしょう。従って返りの良さがかかとの付きの悪さをカバーしています。この辺は靴の構造と、製法と、使用する材料とのバランスが大事になってきますね。
見た目はシックで気に入ってますが、ちとジジ臭いかなぁ・・・。






















