スペイン関連書籍 「バルセロナの厨房から」高森敏明
Posted by イガ at 18:35
「バルセロナの厨房から」高森敏明
全31章から成るエッセイ集。料理、食材、お酒などテーマはすべて食に関するものです。著者の高森敏明氏は吉祥寺のスペイン・レストラン「ドス・ガトス」のオーナー・シェフです。
![]() | バルセロナの厨房から (グルメ文庫) 高森 敏明 角川春樹事務所 2004-10 by G-Tools |
著者が修行していたのがバルセロナのレストランだったのでこのようなタイトルになっていますが、内容的にはスペインの食全般に渡ったものになっています。レシピなども簡単に紹介されていますが、料理そのものではなく料理を通じてスペインに親しもう、といった趣旨で書かれた本です。
バルセロナ料理のサルスエラ(魚介の煮込み)やアンダルシア料理のパエジャ(スペイン炊き込みご飯)、バスク地方特産のアングラス(うなぎの稚魚)など地方の名物料理が紹介されていたり、またオリーブ、うさぎ、あんこう、トマト、たら、たこ、かたつむり、エビ、オレンジなどスペインの特徴的な食材も紹介されています。
さらにそこから派生する文化、風習、修行時代のエピソードなどがふんだんに紹介されていてスペインに親しむことができます。
ちなみにフラメンコの世界ではドゥケンデ、チクエロ、ミゲル・ポベダなんかがカタルーニャの出身ですが、やっぱり少数派のイメージがありますね。それに彼らのパフォーマンスからもアンダルシアの香りはしません。独立意識が強いと言われるカタルーニャ人ですが、よくよく考えればカタルーニャ人がフラメンコをやるってこと自体不思議な気がしてきました。
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