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2007年12月06日

スペイン関連書籍 「スペインのBARがわかる本」川口剛

Posted by イガ at 18:36

スペイン関連書籍 「スペインのBARがわかる本」川口剛

「スペインのBARがわかる本」川口剛

2005年発売のスペイン・バルについて書かれた本です。「バルって最高!」って思える本です。


493910012XスペインのBARがわかる本―グラナダ・バルの調査記録報告書
川口 剛
バルク・カンパニー 2005-04

by G-Tools

タイトルと装丁からはちょっと難しい本かなぁ、という印象を受けますが実際はそうではありません。こんなにも異文化を魅力的に平易に紹介した本はないんじゃないでしょうか。

内容はスペインのバル一色、筆者がグラナダに滞在し、自らの足でバルの実態調査に努めた結果をまとめた本です。バルの歴史、種類、機能、習慣、存在意義、メニュー、店舗構造、客の様子などを多角的に考察するんですが、終始大真面目なのとは裏腹に結構笑えます。

例えば店舗の内装を詳細に解説した挿絵ではオレンジを切るまな板の位置とかストローの置き場所なんかが細かく書かれていたり、カウンターの断面図を計測値とともに紹介し、カウンターの材質や足置きについて述べたりしています。

そしてグラナダで供される無料のタパでは食べた順に130種類をリスト化しどんなタパが出てくるのかを調べたり、圧巻なのはグラナダの街のすべてのバルを徒歩で巡り、店舗の形態別に分類分けして地図にまとめています。数こそ出ていませんが、地図を見る限り200店舗以上ありそうです。可笑しかったのが店に来る客の追跡調査で、店を出た後どこへ行くかを調べるために黙って跡を付けるということをやっています。

ノリ的にはバラエティ番組「トリビアの泉」のようで「それを調べていったい何の役に立つのか…」と思わずツッコミたくなるような視点が本当に面白い!

筆者は「BARがスペインで最も魅力ある文化の一つだと信じて疑わない」と言うとおり、読んでいてバルの楽しさがヒシヒシ伝わってきます。「BARがスペインで最も魅力ある文化の一つ」であることはまったく同感です。

発想といい、行動力といい素晴らしい本だと思います。

なお「スペインのBARがわかる本」のWEBサイトもありますのでどうぞ。
スペインのバルがわかるホームページ

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管理人の、今日のひとこと 『抗体』

インフルエンザの予防接種を受けてもうすぐ1ヶ月、そろそろ抗体が完成してる頃だ。しかし油断は禁物、うがい、手洗い、マスクだ。加湿器も出さないとな。

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