フラメンコお役立ち情報 自己流カンテ・フラメンコの覚え方を書きます
Posted by イガ at 10:54
覚えられる人は自分のやり方でがしがし覚えればよいでしょう。なかなかカンテが覚えられない人は参考程度にどうぞ。あくまで自己流ですが。。。
やることといえば、
1)スペイン人の原曲とレトラを用意する。
2)いっぱい聴いて、書いて覚える。
3)大きな声で唄ってみる。
基本的にはこれだけです。あとは、
・お手本の曲のキー(調とカポの位置)
・曲の構成(始まり方、終わり方、唄の数)
・レトラの意味
を調べたりもするかな。
じゃ、以下詳しく説明です。
1)スペイン人の原曲とレトラを用意する、に関してはそのままです。お手本にするためです。レトラが付いたCDを買うのが一番手っ取り早いです。
どの唄を覚えて、どの唄を覚えないのかが分からない人は、手当たり次第に聴きまくって自分なりに考察するといいです。どんなパロが良く唄われるとか、どんな長さが標準かとか。
自分が唄いたい唄を覚えるのが良いです。
2)いっぱい聴いて、書いて覚える、はいっぱい聴くのは当たり前として、書いて覚えるってのがポイントです。
カンテ・フラメンコの聴き取りはWinampで
パソコンを使ってwinampでmp3を再生します。winampは音楽ファイルや動画ファイルを再生するフリーのメディアプレーヤーです。ダウンロードとインストールは以下から。
Winamp
mp3関連については良かったら以下を参照してください。
フラメンコお役立ち情報 フラメンコCD mp3化のススメ
フラメンコお役立ち情報 フラメンコCD mp3化のススメ その2
winampで再生して聴き取れない部分は以下のwinampのショートカットキーを使用して聴き取れるまで繰り返し聴きます。
・←(左カーソル)キー:5秒戻る
・スペースキー:一時停止
←(左カーソル)キーを1回押すと5秒前に戻ってインターバル無しで再生されるので、分からない部分だけをひたすら聴きまくります。インターバル無しの5秒前というのがポイントで、同じ部分だけを繰り返し聴けるので前回聴いた記憶が頭の中から消える前に同じ部分をまた聴けるのです。ちなみに←(左カーソル)キーを連打すれば押した数×5秒戻ってくれます。
そして「あー!これだっ!」とカンテの神様が微笑んだ(要するに聴き取れた)瞬間にメモなどを取りたい場合はスペースキーを押して一時停止します。
聴き取り方
コツは集中力です。だらっと流して聴いても聴き取れないです。
長いフレーズを一気に覚えようとしないで音をひとつひとつ拾います。例えばquieroという単語が「きえええいろおおおう」と聴こえたとしたら、そこには10個の音が連なっているのでひとつひとつ頭の中にインプットします。音の遷移をひとつ残らず記憶するように努めます。
最初の「き」の音を記憶したら、次の「え」は最初の「き」に対して高いのか低いのかそれとも同じなのか、といった具合です。そして今の「え」に対して次の「え」は高いのか低いのか・・・という感じで、あとは同じことの繰り返しです。
しっかり聴き取れたとしても頭の中にインプットした情報はあくまで一時的な記憶でしかないので、これが消え去る前にノートに記録します。
ノートの書き方
楽譜が書ける人は5線譜でもいいし、ボクの場合は真っ白なノートに自由に書きます。
実際のノートはこんな感じ(なんとなく雰囲気だけ)。

ポイントは譜割と音の推移です。コンパスがある場合はレトラの音節のどの部分がどこに当てはまるかを、音の長さを把握するために2、4、8、16分、3連、5連、付点を音符、休符とで書いたりします。
音の高さは唄いだしの音を基準にして相対的な推移で表します。あとは強弱、コブシ、がなるとこなどの気づいたことを書き入れます。
あまり難しく考えないことです。とにかく自分が聴き取った内容を自分流のルールで記録すればいいでしょう。
ノートは次の機会に見たときに今頭の中にある情報が蘇るように書きます。
オリジナルの楽譜みたいなもんですが、正式な楽譜は他人と共有することが目的ですが、この場合は自分さえ分かればいいので書き方は自由です。
ノートを見て唄ってみる
ノートが出来上がってきたら見ながら唄ってみます。お手本なしでノートだけを見て唄えるように練習します。
なお原曲と自分のキー(調)が違う場合(例えば原曲は男性だけど、自分は女性など)は、自分のキーに直して唄えるように訓練します。
ノートは原曲を思い出して原曲になぞって原曲の調で唄うためにあるわけじゃなくて、あくまでも原曲を正確に聴き取った記録を参照しながら自分のキーに直して唄うためにあります。だから覚えるときは相対的な音の遷移の情報として使用する必要があります。
3)大きな声で唄ってみる、はある程度感触がつかめてきたら独りでカラオケBOXへ行きます。
自分が出せる一番大きい声で唄います。曖昧な部分があったら2)に戻って確認します。
ちなみに「自分が出せる一番大きい声」で唄うためにボクは音叉を使ってキーを取りますが、やり方はまたそのうち気が向いたら記事にします。
まとめ
最近のMP3プレーヤーが機能的にどうなってるのかよく分からないので、もしかしたらwinampなんかより全然進歩しているのかもしれません(たとえばテンポを落としてもピッチが下がらないとかあるのかな?)。
とにかく聴き取り易い方法で正確に聴き取れるように努力をします。
聴き取ってノートを作るのは大変ですがやる価値はあると思います。視覚情報にすると自分の勝手な思い込みを排除できます。唄いまわしのパターンとかに気付いたりもできます。
やってみれば分かると思いますが「自分の耳がいかに不正確か」ということを嫌と言うほど思い知ることができます。何十回も聴いて完璧だと思っていた部分に誤りを見つけることがしょっちゅうあります。
作業はかなり集中力が要ります。ボクの場合は朝がいいみたいで時間はせいぜい30分くらいです。集中力が落ちてくると途端に頭に入ってこなくなるので、今日聴いて分からなければその日は諦めて次回同じところを聴いたりもします。
また、「夜飲みながらー♪」とかは楽しいけどほぼ聴き取り不能です(笑)。
ボクの場合、1曲のレトラが3~4つだと1ヶ月くらいでノートを作って覚えることができるみたいです。この方法でレパートリーを増やして毎月サークルで楽しく唄えるのでとても満足しています。
最初にも書きましたが完全な自己流ですので参考程度にどうぞ。
アップルコンピュータの創業者スティーブ・ジョブズの本。よくある伝記的な読み物はいいことばかり書いてあるけど、この本は独裁者スティーブの悪魔の所業と神の辣腕ぶり満載。神と悪魔は紙一重だと思った。
![]() | スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48) 竹内 一正 by G-Tools |
























