ヘレスのブレリアのこと
Posted by イガ at 18:49
最近自分が唄うブレリアを整理した話はこの前書いたんだけどその続きの話。
ヘレスのブレリア研究が始まる
実は最初は「持っているブレリアを整理しよう」という目的だったんだけど、今は「ヘレスのブレリアを追求しよう!」みたいになってる(笑)
持ち唄をヘレスのブレリアだけに整理して、覚えやすいように出典別にまとめたりしてるうちに何だか出典を聴き直すことになって、そうすると「お、これも覚えないと」ってのが増えてきてなかなか終わりが見えてこない。
ブレリアは唄の数が多いので自分がその唄をどこから取ってきたかをはっきりさせておかないと唄えることを忘れてしまうので出典別にまとめた。
あと、お手本をしっかり記憶するという効果もあるかな。自分の都合の良いように変えて覚えがちですからね。
ヘレス式とはなんぞや
で、そんなことをやってるうちに気になったのが、ヘレスのブレリアというのはひとつのスタイルだと思うんだけど、そのヘレスのブレリアをさらにスタイル分けすることは出来るんだろうか?という疑問。
ここでいうヘレスのブレリアのスタイル分けとは楽曲のパターン的なことではなくて土着要素のこと、つまりサンティアゴ、サン・ミゲル、サン・マテオなんかの人たちはそれぞれの地区固有のスタイルというのを持っているんだろうか、ということです。
例えばサンティアゴ地区の人しか唄わない唄、サン・ミゲル地区の人しか唄わない唄、というのが存在するんでしょうか?レトラ単位で「この唄はサンティアゴのブレリア、この唄はサン・ミゲルのブレリア」みたいな考え方をするのかな?
仮にもしそういうのがあるんだとすれば「ヘレスのブレリアを唄いまーす」とか言ってよそ者がサンティアゴもサン・ミゲルもごちゃまぜで唄っちゃマズイよなー、とか思った。
きっかけは唄の中に地区の固有名詞が出てくることがあって、じゃあその唄はその地区の人しか唄わないんだろうか、と思ったんです。
今のところいろんな録音を聴いていると、
a)自分たちに関係のある唄は好んで唄われる
b)地区に関係なく好んで唄われる唄がある
という印象を持っています。
例えばサンティアゴの地区名が出てくる唄やメルセー教会の唄なんかをサンティアゴ地区出身の人が唄っているのを思い出すし、モネオの人たちがプラスエラ(場所)とかパコテ(人名)とか自分たちに直接関係のある唄を唄っている。
じゃあその逆で自分たちに関係ないライバル地区(といったら語弊があるけど)の唄を唄うことは不粋なんでしょうかね?
結論「ヘレスのブレリアとは」
ちなみにCDの曲種上ではBulerias de barrio de SantiagoとかBulerias de La Plazueraとかって見た記憶がないですね。
ブレリアっていうのは多用なスタイルがあるという解釈が一般的だと思うけど、厳密な線引きがある訳ではなく曲種としてはFiesta por Buleriasとしておいて一応自分の中ではヘレス式なんだ、と思っておけばいいのかな、という結論に達している。
ヘレスの人のブレリアが必ずBulerias de Jerezとなっているわけではないし(たぶん敢えて強調したいときにそう言うのかな)、ヘレス式と思っていたブレリアをマイレーナが唄っていたり、カマロンが唄っていたりもする。
だから唄の出所がヘレスなんじゃなくて、結果としてヘレスの人が唄ってるからヘレスのブレリアとなっているみたいだ。だから真似する側としたら、ヘレスの人が唄ってるブレリアを真似ればそれはヘレスのブレリアでいいんじゃないかと思う。
最終的に唄の数は約30個くらいになった。しっかり唄えるようにしたいですな。
きりがないので整理は整理としてこのへんで終わりにしーよおっと。
なんか毎日雨ばっか降って何なのよ、と思ったところで明日も雨。何なのよ。























